泥棒役者を観てきました<後編>
その前に感想を書きあげたい
ということで、遅くなったけど今回こそ感想を書きますよー
舞台のストーリーは映画とほぼ同じ
だけど映像でしか出来ないこともあるので、そこは舞台ならでは!な形に変更されていました
西田監督さすがだな~!
ていうか、丸ちゃん演じるはじめ君の登場の仕方からしてビックリ!!
まさかソファの中から飛び出てくるなんて!驚くよ…
飛び出てきてセリフを言った途端「可愛い…」と心の中で呟いてたワタクシ
映画よりも可愛さが確実に増してた!!(私はそう感じた)
朝から心配していた声は…やっぱりちょっと枯れ気味だったけど、それが逆に可愛さや苦労感、戸惑いを強調する感じになっていて良かったような気がする
ハスキーになっちゃう部分もあったけど、聴き取り辛いことはなくて、叫んだり、大声を出したり、バリトンボイスをしてみたり…声色も変えていてさすがでした
表情がクルクル変わって、同時に声も変えたりオーバーアクションしたり…
舞台はオーバーアクションが常だけど、 それがワザとらしくないのが素晴らしい
脅されて小さくなるはじめ君が映画よりもずっと情けなくて…より強調されてるように見えた
これは、丸ちゃんの演技の素晴らしさでもあるよね
演技がちゃんと出来ていないとこんなにも情けなく見えないもの
丸ちゃんて舞台向きなのかもなぁ
映画でもはじめ君は丸ちゃんのために書かれたような役柄だと思ったけど(実際は違うけど)、舞台ではより丸ちゃんに見えてしまって
丸ちゃんがはじめ君なのか、はじめ君が丸ちゃんなのか分からなくなる…
もう、可愛くて可愛くて憎めなくて、ほっとけなくて、なのに時折見せるスッとした顔がもの凄く格好良くて!
スラッとした出で立ちに端正な顔…そりゃぁ見惚れちゃうさ
黒尽くめな衣装がよりスタイル良く見えたな~
あの黒い衣装だと背景のブルーグリーンな壁やカラフルな小物達の中で目立つ
それにマッシュや他の登場人物とは対照的で泥棒であることがハッキリ分かる
そして、その後の早着替えにも影響が少ない
更に、はじめ君のクルクルパーマも際立つ笑
という良いことばかりな事が観終わって分かりました
映画ではポイントにもなっていたはじめ君の「そうです~」というセリフや、マッシュの自己紹介ポーズ、 その後ろで顔を出すはじめ君といった部分がそれ程インパクトなく流れていて「舞台だとそうなるのか…」と思った
あれはアップや一人を強調して映せる映画だからインパクトが出たんだね…
映画ならではだったんだなぁ…
前園俊太郎(マッシュ)役の東山さん
マッシュが登場しただけで一気に持って行った…さすが大先輩
何ですか、あの細くて長い足は!!!
エプロン姿になった時の、エプロンの下からチラ見えする胸筋にもドキッ!!!
あのスタイルはヤバイです…
顔も小さいんだよね…マッシュヘアだから余計に小さく見えるのかな
そんな小さなお顔を両手で包み込むようにペタペタ触るはじめ君
「うぉー、あそこだけマッシュになりたい~」とか思ってしまってゴメンナサイ
ヒガシ先輩のマッシュはどんな風になるのか想像もつかなかったんだけど、観劇してすっかり東山マッシュが好きになりました
若々しくて熱くて素っ頓狂な部分があって、ちょっとSっ気もあって、でもお茶目で
丸ちゃんとの相性も良かったと思う~
そして、今回誰よりも笑わせてくれたセールスマンの轟!
演じる与座さんは芸人だそうで…だから間の取り方が良いんだね!
もうマジでいっぱい笑わさせてもらいました
どこか可愛らしくて憎めない感じがはじめ君と似てるな~と思いつつ、顔芸やら動きや言葉に笑いっぱなし!声量も凄かった!「登り龍みたい」は相当笑ったYO!!
編集者の奥さんも良かった
後半どんどん弾けていって…劇中劇でのマッシュとのジャンプ良かった!!
その劇中劇…轟が書いた小説「皆殺しのワルツ」を再現する展開だったのだけど
これが面白すぎて笑いまくってお腹痛くなったよーーー!
大門サングラスに昭和スターのようなスタイルで登場のマッシュ
これが決まってるんだわ!さすが!!!
しかし、これに負けない丸ちゃんの女ボス(女装)!!!
真っ赤なロングコートに真っ赤なツバ広帽子、黒のストレートロングヘア
声がちょっとハスキーなところが余計に女ボス感をアップさせてたと思う
まさか丸ちゃんの口から「雌豚!!!」を聞くとわね…(^_^;)
ユーチューバーの場面と入れ替わる形で再びの劇中劇「絵本風皆殺しのワルツ」
ここでは黒マントに紫のリボン、大きな魔女帽子と杖?を持って魔女になる丸ちゃん
こっちでも「雌豚!!」発言があり、ちゃんと繋がっていたことが判明!
「豚しゃぶにしてやろーか!」に爆笑した~
ヒガシ先輩が足を前後に開脚して柔軟さを見せつければ、負けじと丸ちゃん魔女も同じように足を前後開脚!負けないくらい開いてたよ!
心の中で「おーーッ」と思ってたら客席から同じ歓声が…苦笑
このあたりは恐らくアドリブだと思うんだけど(初観劇だから分からないけど)スゴイ盛り上がったな~
この盛り上がりのシーンがあるから、後半のハイライトなシーンも際立つのよね
最後、下手のドアから登場して小走りで客席を通ってステージ前へ行くのだけど
やっぱりステージより近くで見られて嬉しいと思ったのが本音
ノリオ&コージが客席通路を通って私の横を通り抜けて行ったんだけど、それを見守るはじめ君が私の方を見ているような感覚になって…ついドキドキしてしまった(実際は違うことは承知しております)
ノリオ&コージを微笑みながら目で追ってるはじめ君ばかり見てました
いや、はじめ君じゃなくて丸ちゃんを見てました
最後の最後にごめんね
カーテンコール
最初は丸ちゃん独り
ステージど真ん中の一番前で拍手を浴びる主演の丸ちゃんがとっても大きく見えた!
本当に本当に大きく見えたよ!!!
全員が登場した後、拍手を鳴り止ます振りをするもハマらなくて
「あーなんで俺の時は上手くいかないんだー」と悔しがる丸ちゃん
可愛かった~♪
ヒガシ先輩の肩に手を置き「ねぇ、先輩」てとっても慣れ慣れしいのにそれを許せちゃうのが丸ちゃん(ヒガシ先輩が実際どう思ってるかは知りませんが)
「丸ってさぁ………モノマネ似てないよね」
とバッサリ言ってくれちゃう先輩
なのに「もう一回やって」とムチャ振りしてくる先輩
なんてSな王様ですか!
2回目では銃を持って現われるマッシュ
すると階段上に同じく銃をかまえたはじめ君が登場!カッコイイ!!!
撃ち合うマッシュとモジャ
股間を撃たれてしまう丸ちゃんは、股間を押さえた後なにかを投げ捨てるフリ
銃弾を投げ捨てたのか??笑
3回目のカーテンコールでは、玄関の前で劇場中くまなく見回して笑顔でお手振り
玄関ドアを開けて捌ける際、最後に人差し指を振って「どんだけ~」って
最後の最後まで可愛いんだからもう!
そして楽しすぎた舞台は終わりました
アンケートを出して外に出ると、もう暗くなってました
ライトアップされた看板
舞台版『泥棒役者』を観劇することが出来て本当に良かった
もっと…何回でも観たかったのが本音だけど、地方民が1回でも観劇できたのは幸運なことで…
GWに公演してくれたこと(連休じゃなければ観れなかったと思う)
そしてチケットが当たったこと(これが一番かな)
こんな機会をくれた神様と丸ちゃんとカンパニーの皆さんに感謝!
本当にありがとう!!!
またいつか、丸ちゃんの舞台を観たいナ~
観れることを願って、感想の終わりとします